丹後半島 道の駅めぐり

丹後半島 道の駅めぐり 

 春の大型連休がやって来た。
 各地へドライブに出かけた時に便利な道の駅。丹後半島には5カ所ある。休憩だけでなく食事や買い物も楽しい丹後の道の駅をピックアップしてみた。

丹後王国「食のみやこ」は西日本最大級

  京丹後市弥栄町鳥取には、国交省が重点「道の駅」に指定した丹後王国「食のみやこ」がある。西日本最大級の敷地面積34㌶、甲子園球場の約8倍という広さ。いろんな施設もあって、さながら公園のよう。それもそのはず。昨年春までは京都府農業公園「丹後あじわいの郷」として運営されていた。リニューアルして1年で来場者は50万人を突破。「今年も更に多くの人に楽しんで欲しい」とスタッフたちは張り切っている。

 入園者が増えた一番の理由は「あじわいの郷は有料でしたが、道の駅になって入場無料になったことが大きい」と、運営会社の渡邉秀信・丹後王国販売促進部部長は話すが、理由はそれだけではない。施設をリニューアルし、地元の食材を多く使うなど「食」にこだわった運営をするようになったことも大きい。
 
 例えばシーフードレストラン「Gracia」(グラシア)は、丹後の野菜と海の幸を最高の形で提供。「トン'sキッチン」はブランド豚・京丹波高原豚がBBQや肉厚トンカツなどで味わえる。「山と海with日本海牧場」は熟成肉ステーキなどを楽しめる。レストラン「七姫殿」は、好みのネタをその場で焼く炉端焼きや寿司バーなどがある。
 このほか複数のカフェとテイクアウトコーナー。物販では土産物、農産物、京漬け物などのショップがあり、何度訪れても新しい味が待っている。またゴーカートや芝すべり、アスレチックス、動物ふれあい牧場など遊びのコーナーも充実している。宿泊ホテル、観光インフォメーション、調理実習ができる施設もある。


 たっぷり遊んで夜になるとイルミネーションがスタート。各地に冬場だけ電飾する施設が多いが、ここは1年を通じて行う常設型。電飾の数も徐々に増やしていて、今はLED電球の数が約100万球に。企画広報担当の吉岡武留さんは「北近畿最大級。常設としては近畿でもトップレベルだと思います」とアピールしている。時間は午後5時30分~10時(季節により異なる)。

 こうした様々な施設を担っているのは、農業公園時代の3倍近い約130人のスタッフたち。「いつもニコニコ明るい笑顔」「いつもハキハキやさしい言葉」「いつもイソイソ働く手足」という三つの行動指針を毎日唱えてから持ち場に出る。実際、だれもが気持ちのいい笑顔で応対。この笑顔こそが、入園者急増の秘けつなのかも知れない。


道の駅・丹後王国「食のみやこ」
京丹後市弥栄町鳥取123
TEL0772-65-4193
9:00~22:00(冬季は変更あり)
休業日は施設によって異なる

 

 

広々とした七姫殿の内部。「いろんな味を楽しんでもらえます」と渡邉販売促進部部長

 

七姫殿では、インターナショナル・ビアコンペティション2013で金賞を受賞したビール職人、山口道生さんのクラフトビールを味わえる。種類が順に増え、この春、七姫にちなみ7種類そろった。

 

利用者の声から生まれた、ペットと一緒にくつろげるドッグカフェ。テラスには、大きなソファ席がある

 

京都府北部で唯一「恋人の聖地」に選定されている

スタッフたちがとびっきりの笑顔でもてなしてくれる

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個性的な施設がいっぱい!
丹後半島 道の駅

 丹後半島には丹後王国「食のみやこ」以外にも個性的な道の駅が4カ所そろっている。地元の味や物産が楽しめるほか、いろんな情報提供を受けることができ、周辺観光の拠点にもなる。丹後を訪ねるときにゼヒ立ち寄りたい。

京丹後市
海と遺跡公園のある道の駅
てんきてんき丹後
MAP-A


 きれいなビーチが目の前。名勝「立岩」までも車で1分の場所にある。オートキャンプ場、山陰海岸ジオパーク情報センターを併設。鬼へしこセットなどが名物のフードコート、塩バニラソフトクリームが人気の喫茶コーナー、丹後の地酒や海産物などをそろえるお土産コーナーも備える。土日月曜日と祝日の午前中は駐車場の一角で朝市が開かれる。

京丹後市丹後町竹野 TEL0772-75-2525
(営)9:00~18:00(お土産コーナー)   
(休)第2・第4火曜(変更あり)

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伊根町
舟屋並ぶ伊根湾見下ろす道の駅
舟屋の里 伊根
MAP-B


 舟屋が並ぶ波穏やかな伊根湾を見下ろす高台の舟屋の里公園に建つ。朝揚げの旬の魚が味わえるレストラン「舟屋」、いけすの魚を調理するお食事処「油屋」、鯖のへしこなど人気の海産物がそろう土産物店「伊根浦漁業」と、珈琲を飲みながら海を眺めて一息つけるラウンジFUNAYAなどがある。

伊根町字亀島 TEL0772-32-0680
(営)9:00~17:00  
(休)定休日は施設ごとに異なる

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京丹後市
季節を感じられる道の駅
くみはまSANKAIKAN
MAP-C


 春は桃や梨の花が咲き、6月中旬から特産小玉スイカの出荷が始まる。下旬からはメロン、7月は桃、9月はブドウ、梨とフルーツが続々店先に並ぶ。メロン、ブドウ、梨はフルーツ狩りもできる。直売所「菜○野果市」や売店、レストランがあり、新鮮素材のランチバイキングが人気。月に1度、土日曜に季節ごとのイベントを開催している。

京丹後市久美浜町浦明 TEL0772-83-2000
(営)8:00~17:00   
(休)無し

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宮津市 
日本三景・天橋立に一番近い道の駅
海の京都 宮津
MAP-D


 中心市街地のど真ん中にあって、「市街地まるごと道の駅」としてプロデュース中。北前船の蔵をイメージした観光案内所で宮津、海の京都エリアの観光情報を提供。直売所「宮津まごころ市」で宮津産にこだわった新鮮な野菜などを販売している。不定期開催の宮津満腹祭や6月~12月の宮津まごころ市月例祭などイベントも多彩。
 
宮津市字浜町 TEL0772-25-1382
(営)9:00~18:00(直売所は13時まで)  
(休)5月から無休