映画のロケ地めぐり

『日本のいちばん長い日』
『利休にたずねよ』
『あなたへ』

映画のロケ地めぐり


  海、山、赤れんが倉庫群やひなびた漁村…、豊かな自然や懐かしい風景が今なお残されているタウンタウンエリアでは、様々な映画やドラマの撮影が行われてきた。そんな映画に登場するスポットを訪ねた。


『利休にたずねよ』
京丹後市・立岩
 

 

*大成古墳公園から見下ろした立岩。『利休にたずねよ』の撮影では、この周辺にセットが組まれた 

 京丹後市では、丹後町を中心に昔から時代劇などの撮影が盛んに行われてきた。名勝・立岩周辺では、市川海老蔵主演で千利休の人生を描いた『利休にたずねよ』(2013年公開)のロケが行われた。
 新しくできた大成古墳公園からは、丹後を代表するジオスポットでもある立岩を見下ろし、日本海を一望する絶景を楽しむことができる。
 また、ドラマの撮影も多く、同町平(へい)では、今年6月に放送された『月曜ゴールデン特別企画 水戸黄門スペシャル』の撮影も行われた。
 取材協力:京丹後市観光振興課


*海水浴場としても知られる平で行われた『水戸黄門』の撮影


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『日本のいちばん長い日 運命の八月十五日』
『男たちの大和/YAMATO』
舞鶴市・赤れんがパーク

 Ⓒ2015「日本のいちばん長い日」製作委員会

 Ⓒ2005「男たちの大和」製作委員会

*赤れんが倉庫群で行われた撮影風景

  日本海に面して赤れんが建造物が立ち並ぶ舞鶴。エキゾチックな異国情緒が漂う光景は、ほかの地域ではなかなか出合えない。赤れんがパークは、5棟の赤れんが建造物を博物館やカフェ、イベントスペースなどとして活用している。この場所が、終戦までの24時間(1945年8月14日正午~15日正午)を克明に描いた『日本のいちばん長い日』(2015年公開)では「海軍仮庁舎」のシーンで使われ、エキストラとして市民も参加した。また、戦後60年を記念して制作された『男たちの大和/YAMATO』(2005年)でも、同所をはじめ、当時の面影を残す市内の様々な場所や建物が使われた。
 
 取材協力:舞鶴フィルムコミッション

『あなたへ』
朝来市・竹田城跡
 

 

*天空の城にたくさんのスタッフやエキストラが集まり撮影は進んだ  

高倉健最後の主演作品となった『あなたへ』(2012年公開)で、主人公の倉島英二(高倉)が、富山から亡くなった妻・洋子(田中裕子)の故郷、長崎県平戸に向かう途中に立ち寄ったのが竹田城跡。〝日本のマチュピチュ〟とも呼ばれる山城遺跡の頂上に高倉健が立つが、その足元に広がる雲海は地元でもなかなか見られないほど素晴らしいものだった。
 竹田城跡では、これまでにも『天と地と』(1990年公開)、『忍たま乱太郎』(2015年公開)などの撮影も行われている。『天と地と』では、頂上に城を築いての大掛かりなものだった。

 取材協力:朝来市観光交流課