大河ドラマ「八重の桜」 川崎尚之助の故郷 豊岡市出石町を訪ねる

大河ドラマ「八重の桜」
川崎尚之助の故郷
豊岡市出石町を訪ねる




 今年の大河ドラマは、会津藩の武士の娘として生まれ、激動の時代を生きた新島八重の物語「八重の桜」。綾瀬はるか演じる主人公・八重の最初の夫、川崎尚之助(長谷川博己)の故郷が豊岡市出石町である。


≪川崎尚之助年表≫



川崎家ゆかりの地


【願成寺(がんじょうじ)】

 川崎家の菩提寺。川崎家の記録は享保年間(1720頃)より存在し、尚之助もここで弔われたとされる。山門は江戸時代のもの(市指定文化財)。 

 
写真左:山門にあるユーモアたっぷりのだるま大師が人気
写真右:今年1月、山門の向かいに川崎尚之助供養の碑が建立された

【宗鏡寺(すきょうじ)】

 出石藩主代々の菩提寺。元和2年(1616)に沢庵和尚が再興したことから沢庵寺とも呼ばれる。江戸時代に川崎家はこの寺に灯籠を寄進している。

 
写真上:沢庵和尚の作庭と伝えられる「鶴亀の庭」
写真左:尚之助の祖父、川崎才兵衛が寄進した銅製の灯籠


【出石城跡】

 出石藩仙石氏の居城跡。実際に藩主も居住しており、幕末維新期には川崎家も登城していた。昭和43年(1968)本丸跡に隅櫓が復元された。


城の東側に続く鳥居の先に稲荷神社がある

【川崎尚之助生家跡】

 明治9年(1876)の大火で生家は焼失したが、後に再建され明治25年(1892)まで川崎家だった。現在、化粧品店となっている建物は当時のもの。


≪出石町マップ≫


①辰鼓楼

 出石のシンボル。藩士が登城する辰の刻(午前8時ごろ)に、この場所で太鼓を鳴らした。明治時代に入って大時計が寄贈され、現在3代目。

②出石永楽館

 明治34年に開館した近畿最古の芝居小屋。平成20年に大改修がなされ蘇った(9:30~17:00、第2・4木曜休、大人300円)

③桂小五郎潜居跡

 明治維新の立役者、桂小五郎が身を隠し営んでいたといわれる廣江屋跡(荒物屋)に記念碑が建てられている。

④酒蔵

 赤い土壁が長い歳月を経て、味わい深い表情を見せている。現在も地酒、楽々鶴を販売している。

⑤出石史料館

 明治期に生糸を扱った豪商の旧邸に、出石藩ゆかりの史料を中心に展示している(9:00~17:00、火曜休、大人200円)。

⑥狩野牧場
   
 朝一番に搾った自家産のブラウンスイスのミルクと地元産の野菜・果物で作ったこだわりのアイス。定番のバニラミルクのほか、出石産のそば粉のアイス、一番人気の「朝しぼりソフト&黒豆」(写真)など20種類以上を販売。
10:00~16:00、不定休、TEL0796-52-6603

⑦但馬の郷
 
 本場ドイツのハム・ソーセージのコンクール「IFFA」で2007年に金賞、「DLG」で12年に金賞を受賞した手作りハム工房。注文を受けてから揚げる肉汁たっぷりのメンチカツ(写真右)、コロッケ(同左)などが人気。
9:30~18:00、木曜休(祝日の場合は営業)、TEL0796-52-2111



≪出石に行ったら食べてみてね!≫

出石皿そば

小さな町に約50軒の店がある出石の名物。白磁の小皿に盛ったそばを何枚も食べる独特の様式が特徴。地元では箸を立てた高さを食べるとそば通と言われている。
5皿を1人前とし、ダシに、わさび、ねぎ、卵、山芋など薬味を入れて食べる。