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ほっかほか
こだわり詰まった
ご当地まん


 一年で最も寒いこの時分、恋しくなるのが中華まん。ほかほかの湯気に顔をうずめて、はふはふ言いながら食べ歩くのが醍醐味です。地域の食材を詰め込んだ、北近畿のご当地まん、集めました。

丹波市 手づくり豚まんの店 吉吉
丹波栗きん豚まん  250円



(写真)具は、豚肉と玉ねぎ、春雨。主役の肉を多めに配合

 お菓子の「栗きんとん」…ではなく、知る人ぞ知る高級豚肉「丹波栗きん豚」を使った豚まん。丹波市春日町ののどかな住宅街で、吉見憲明さん順子さん夫妻が営む「吉吉」が手作りし、販売している。

 きらきらと輝く肉汁が染み出る旨みたっぷりの餡。豚特有の臭みがなく、肉汁を吸ったやさしい甘さの皮と一緒にペロリと食べられる。胃もたれせず、ついもう一個と手がのびる。

 「丹波栗きん豚」は丹波市の特産品「丹波栗」を食べて育った豚のこと。どんぐりを食べて育つ「イベリコ豚」にヒントを得て誕生した。柔らかな肉質と甘みが特徴で、旨み成分の「グルタミン酸」が普通の豚の4倍含まれるという。養父市の養豚場で生産され、肉は丹波市内でしか販売されていない。


(写真)接客担当の順子さんと、製造担当の憲明さん 

 「もっと『丹波栗きん豚』の魅力を広めたい」。勤め先のスーパーでこの豚肉を知った順子さんが、丹波栗きん豚を使った豚まんの販売を思いついた。熱意に押された憲明さんが、脱サラし2年前から販売を始めた。

 「あっさりしているので、お年寄りや子どもにも人気があります。丹波市に人が来てくれるアイテムの一つになれば」と吉見夫妻は話す。スパイシーな辛さを加えた「大人カレー味」(300円)もある。

 2月4日まで埼玉県で開催中の「中華まん博覧会」に出品している。全国各地のご当地まんが100種集まる一大イベントで、評判を聞きつけた主催者側から声がかかり実現した。


(写真)オレンジの旗が目印

丹波市春日町小多利71番地2
TEL090-4649-1094
(営)11:00~17:00
(休)日・月曜日
Pあり



京丹後市 トン’sキッチン
京丹波高原豚 豚まん 300円



(写真)1個180g。食べごたえ満点の大きさ 

 自然豊かな南丹市にある日吉ファームで育ったブランド豚「京丹波高原豚」を使用。色鮮やかなピンク色で、甘味のある柔らかな霜降り肉を、食感が残るようあらびきにし、赤身と脂身をバランスよく配合している。玉ねぎ、干しシイタケなどと混ぜあわせ、お肉の旨みを活かした、飽きのこない味付けに仕上げている。

(写真)旨みたっぷり、したたる肉汁 

 丹後王国「食のみやこ」でイベント開催時には店頭であつあつを並べる。人気商品だが、一つひとつ手作りのため、製造が追いつかないことも。冷凍の持ち帰り用は常時ある。ゴールデンウィークごろまでの限定販売。


(写真)色鮮やかな霜降り肉を持つ料理長の万代昌俊さん。店では京丹波高原豚を使ったバーベキューや豚カツ、ステーキなどが楽しめる

京丹後市弥栄町鳥取123 
丹後王国「食のみやこ」内
TEL0772-65-4193
(営)11:00~15:00(L.O.14:30)
   17:00~20:45(L.O.20:00)
   ※季節により変動あり
(休)火曜日 Pあり



豊岡市 但馬牛DERICA茶屋
但馬牛まん 350円
城崎蟹まん 330円



(写真)肉のうまみがぎっしり詰まった「但馬牛まん」 

 城崎の駅通りにある「但馬牛DERICA茶屋」。約1坪の本当に小さなこのお店こそ、城崎の名物まんとして知られる「但馬牛まん」と「城崎蟹まん」の専門店。神戸牛や松坂牛の素牛として知られる高級和牛「但馬牛」、日本海の冬の味覚の王者カニ。本場ならではの本物の味を気軽に楽しめるようにとカジュアルなデリカとして提供している。

 但馬牛まんは、肉、脂肪の質ともに国内トップの「但馬牛」を使っている。肉のうまみがぎっしり詰まった具を、ほんのり甘みのある生地で包む。一方、日本海で取れたカニの身を入れた季節限定の味わいが城崎蟹まん。ぜいたくな味で、食べた後のしつこさもなく、もう一つ食べたくなるようなおいしさになっている。


(写真)日本海で取れたカニの身が入った「城崎蟹まん」 

 但馬牛まんは330円、城崎蟹まんは350円。蒸したての熱々ほかほかが食べられるのは専門店ならでは。


(写真)駅通りにあるかわいらしい店舗は、観光客にとっても立ち寄りやすく大人気

豊岡市城崎町湯島206(quality market wada-ya横)
(営)10:00~16:00
(休)不定休
TEL0796-32-2655    Pあり 



香美町 道の駅村岡ファームガーデン
但馬牛すごまん 324円

 
(写真)地元では小腹が減ったときの定番にもなっているという「但馬牛すごまん」 

 但馬牛の本場香美町にある「道の駅村岡ファームガーデン」では、村岡産の但馬牛メニューがリーズナブルな値段で味わえる。そんな中で一番お手軽で、すぐに食べられるのが但馬牛の肉まん「但馬牛すごまん」。

 「豚まんがあるのに、どうして牛まんがないの?」というお客さんの素朴な疑問にヒントを得て、道の駅の支配人が考案した。名前の「すごまん」は、「但馬牛を使った“スゴイ”ぜいたくな“マンジュウ”」からきている。


(写真)お土産用には、3個、5個、10個入り(冷凍)もある 

 ほんのり甘く、ふっくらとした皮の中には、但馬牛100パーセントで作った餡がぎっしり。但馬牛ならではの旨みと肉本来の甘みが味わえる。「何回食べても飽きない味に仕上げました」ということで、食べながら帰った人があまりのおいしさに、わざわざ引き返してお土産用も買ったというエピソードもある。

(写真)村岡ファームガーデンは但馬路で人気の道の駅


美方郡香美町村岡区大糠32-1
(営)9:00~19:00(平日は17:00まで)
  レストラン(喫茶は10:00~、食事は11:00~)
(休)年中無休
TEL0796-98-1129  Pあり


養父市 道の駅ようか但馬蔵
八鹿豚まん 260円


(写真)肉質が軟らかく脂身に上品な甘さがある地元ブランド豚がギッシリ詰まった「八鹿豚まん」

 北近畿豊岡自動車道八鹿氷ノ山インターのすぐそば、「道の駅ようか但馬蔵」の名物。但馬といえば「但馬牛」が有名だが、こちらはご当地の特産「八鹿豚」を使っている。

 この「八鹿豚」がすぐれている。養父市八鹿町産のこの豚は、自然豊かな山々に囲まれた静かな環境で飼育されているので、ストレスを感じにくく、のびのびと健康的に育っている。そのため肉質は軟らかく、脂身に上品な甘さがあるのが特長だ。

(写真)せいろで蒸し上げると、ふっくらとしておいしい

 八鹿豚まんは、道の駅内にあるテイクアウトコーナーで1個260円で販売。意外と大きくボリュームがある。中には八鹿豚がギッシリ詰まっていて、豚の美味しさが堪能できる。

養父市八鹿町高柳241-1
(営)9:00~19:00
 (お食事処は11:00~18:30、
   テイクアウトコーナーは9:00~17:00)
(休)年中無休
TEL079-662-3200
Pあり

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