特集トップ

会いに行ける
ご当地アイドル


連休中も大活躍

 地元を拠点に活動する「ご当地アイドル」が北近畿の各所で結成され、地域の盛り上げに貢献している。仕事や勉強と両立させながら、日々奮闘する彼ら彼女たち。アイドル好きじゃなくても、応援したくなる魅力がたくさんある。行楽シーズンはライブやイベントにと大活躍。この機会に会いに行ってみよう。

福知山市
Happy3days
ハッピースリーデイズ


世代を超えて愛されるアイドル

 福知山弁のほのぼのトーク、曲が始まれば一転、ロック調の歌とキレのあるダンスで観客を魅了する。「Happy3days」は、福知山市のご当地アイドル。結成から2年、いまでは「ハピスリ」の愛称で、小さな子どもからシニアまで幅広い世代から親しまれる存在になった。
 メンバーは17歳から21歳までの5人。市内のイベント出演、月1回の定期公演のほか、大阪、名古屋まで遠征ライブへ出掛けて福知山をPRしている。

 地域で活躍する団体や企業とコラボする新しい試みにも挑戦。ファッションデザイナーを目指す地元高校生との衣装制作や京都北部の美容室にヘアメイクを依頼するなど、SNSでも話題になった。

 レッスンは、平日の夜、学校や仕事帰りに集まる。驚いたことに、ダンスや歌の専属講師はいない。自分たちで課題を見つけて、パフォーマンスに磨きをかける。「ハピスリの魅力はどんなところ?」という質問に対し、メンバー同士顔を見合わせて、はにかむ。その純真さに「温かく見守りたい」という親心を感じさせるのが、彼女たちの魅力の一つに違いない。

会いに行ける近日イベント
4月29日(日) 定期公演
スタジオファーム(福知山市昭和町)、15:45~、無料
6月24日(日) 結成2周年イベント
スタジオファーム(福知山市昭和町)、16:30~、
1000円+1ドリンク、チケット問い合わせは 090-5469-3598、他市のアイドルも出演予定


朝来市  生野銀山
GINZANBOYZ
ギンザンボーイズ


鉱山で働くマネキンアイドル

 朝来市の史跡・生野銀山で、マネキンがアイドルグループ「GINZANBOYZ」として活躍している。デビュー曲『ギンギラ銀山パラダイス』は動画投稿サイトYouTubeで再生回数10万回を突破。テレビや新聞で取り上げられ、人気は全国へと広がっている。
 生野銀山は日本遺産にも認定された但馬を代表する観光地だが、近年、来場者数は減少するばかり。思案の末、注目したのが、昔の採掘の様子を再現するために置かれたマネキンたちだった。
 総延長約1キロ、地下880mに及ぶ坑道の中には、総勢60体のマネキンがいる。「銀山で働いていた労働者の魂が、マネキンたちの姿を借りて蘇った」という設定で、一人一人に名前とプロフィールを作った。サインまである。一番人気は、端正な顔立ちの掘大工「飛鳥くん」。柔和な表情の「よさぶろう」(写真下)は、昨年NHKに生出演した。

 銀山の管理会社シルバー生野の管理部係長で、ボーイズのマネージャーでもある大坂雄吾さんは、この奇想天外なアイドル企画に「当初はお叱りの声もありました」と話す。一方、若い女性の観光客や「銀山パラダイス」を口ずさむ子どもたちの姿が多く見かけられ、成果がでていることも実感している。

 夏には、人気投票で選抜メンバーを決める「選抜総選挙」を行い、新曲を披露する予定。5月の連休中はたくさんの人でにぎわうため、ハチマキをして気合を入れるメンバーもいる。鉱山の歴史に触れながら、「推(おし)メン」を探すのも楽しいかも。

会いに行くなら
史跡・生野銀山(朝来市生野町小野)
営)9:00~17:30 TEL079-679-2010 
料)大人900円、中学生600円、小学生400円


京都府北部
PARTE PORTE
ぱるてぽるて

市や町の垣根を超えた広域アイドル

 「PARTE PORTE」は、京都府北部市町(宮津、舞鶴、福知山、綾部、京丹後、与謝野、伊根)をPRするために生まれた。府北部の音楽関係者有志で立ち上げた団体「FING」がメンバーを募集し、昨年5月に結成した。グループ名は「出発する扉」という意味のイタリア語に由来する造語。中学生から社会人までの5人で活動している。
 彼女たちの魅力は「笑顔と元気」。「こちらが困るくらい」とFING代表で、プロデューサーの吉岡正広さんが苦笑するほどで、ライブでは結成1年目とは思えない大物ぶりを発揮する。ステージを所狭しと動き回る息のあった歌とダンスで観客を圧倒、地元をネタにしたトークで笑いをとり、突然のリクエストにも対応する。これまでに7、8回はライブへ足を運んでいるという与謝野町の男性ファンは、「初めて見たとき、すぐ夢中になりました」と目を輝かせる。

 1枚目のシングル『扉の向こうへ』は地元のバンドが制作。最新曲も京都府北部出身のDJ SAMさんに依頼するなど、地元クリエーターとのつながりを重視する。
 各市町それぞれの観光名所を巡るPR動画を制作し、動画投稿サイトYouTubeで配信している。このほど綾部市編が完成。公開に合わせて綾部市でライブをする。

会いに行ける近日イベント
5月5日(土) ぱるぽるLIVE VOL.4
ITビル(綾部市西町1丁目)、14:30~、無料


綾部市
cocon
ココン

元気いっぱい中学生アイドル

「cocon」はフランス語で「繭」という意味。綾部市がグンゼ発祥の地で養蚕が盛んだったことと、「繭のように市民で守り育て、やがて大きく羽ばたくように」という願いを込めている。
 メンバーは5人で、全員中学生。まだあどけなさが残るが、アイドルプロジェクトを立ち上げたプロデューサーの浅巻礼さんは、「元気とやる気は大人以上。長い目で成長を見守っていけるのも魅力の一つです」と話す。

 2016年夏から活動を開始、市内イベントに出演したり、京都、大阪市内へ遠征ライブへ行くことも。大好きな綾部をイメージした『あやべに恋して』、市民から歌詞を募集した『pieces~笑顔を集めて~』など、地元にちなんだオリジナル曲を発信している。

会いに行ける近日イベント
4月29日(日)  あやべ丹の国まつり
12:00くらいから出演予定、無料 

これまでの特集はこちら