日本の鬼の交流博物館館長 塩見 行雄さん

 

日本の鬼の交流博物館館長
塩見 行雄さん


地元文化の掘り起こしも 重要な役割


 日本の鬼の交流博物館は鬼退治伝 説で知られる大江山の麓にある、鬼を テーマにした全国でも珍しいミュージア ム。館長の塩見行雄さんは「日本の鬼は 『悪』から『神』まで非常に多様。ここで は、いろいろな鬼に出会うことができま す」と話す。  近世(安土桃山・江戸時代)の歴史に 詳しく、福知山市では市史の編纂にも 携わった。同館では、鬼という想像上の ものが、人々の暮らしとかかわってきた 様子を民俗学的な立場から考える。「こ れもまた楽しい」と言う。  「鬼とは何者?」「大江山の鬼伝説」 「鬼瓦のうつりかわり」など常設展に加 え、年間3、4回、特別展を行っている。 「地域にないものを持ってきて紹介する ことも大切ですが、地域と連携して、そ の地域の文化を掘り起こす作業も重要 な役割」と考えている。  現在、仏教大学民俗学研究会が4年 間にわたり、博物館がある仏性寺に通 い行った民俗調査の一部を紹介する 「大江山の仏性寺 まつりといのり」展 を開催中(12月13日まで)。  「地元の人でも知らないこともありま す。ぜひ、たくさんの人に見ていただきた い」と来館を呼び掛ける。
 
 
 
周辺は紅葉の名所。10月25日(日)の大江山酒呑 童子祭りサブ会場として「大江山BOOKフェア 2015」などを開催(10:00~15:30)

 

 

 

 

情報は、いずれも2015年10月24日号発行のものです。