南極マラソン3位 岡崎 健一さん

 

南極マラソン3位
岡崎 健一さん


「人間やればできる」を
   
   
 昨年11月20日に南極で行われた「アイスマラソン」100キロの部で、出場6人中、世界3位でゴールした。最低気温マイナス27度、最大風速30メートルの吹雪の中を17時間34分48秒で完走。「本当に辛いレースでしたが、人間やればできると改めて感じた」と話す。  陸上との出合いは中学3年の校内陸上大会。3000メートルに出ることになり、ビリになるのが嫌で練習を重ねるうちに、「やったらやった分、結果が出る」ことに喜びを覚え、高校、大学時代は陸上に、卒業後は仕事に打ち込んだ。
 再び走ったのは10年後、たまたま当選した第3回東京マラソンを完走。その後、南極マラソンのことを知り、「小さい頃から行ってみたいと思っていた所に、好きなマラソンで行ける」と応募。万全の準備をして挑んだ。  「いつも背中を押してくれるのが、高校の恩師の『人生は1回きり』という一言」。来年以降は北極とエベレストのマラソンに出場する予定という。
 「これまで南極と北極両マラソンで3位以内に入った人はいないので、ぜひ成し遂げて歴史に名を残したい」と岡崎さん。いつかこれまでの体験を、若い人にも伝えていきたいという。  (丹波市山南町在住)





南極点の近くに設けられた10キロのコースを10周走りゴールした岡崎さん