チェンソーアートの第一人者 伊東 和哉さん

 

チェンソーアートの第一人者
伊東 和哉さん 


山のこと木のことを知って欲しい
   

 1本の原木からチェンソーを駆使して作品を作り上げるチェンソーアート。福知山市の老舗木材会社の4代目・伊東和哉さんが、このカナダやアメリカが発祥とされる活動に出合ったのは、日本ではまだ珍しかった04年のこと。  「徳島で初めて見ました。山に関心がない人が増えるなか、山と人をつなぐものが何かないか探していた時でした。ショーとアートを兼ね備え、一目見てこれだ! と思った」と言う。  インターネットで情報を集め、日曜日になると山に入り腕を磨いた。そして始めて5カ月で、伝統ある「日本チェンソーアート競技大会in東栄」(愛知県)に出場。初級の部で5位になった。  「3次元で考え、スピーディーに精緻な作品を作り上げる。簡単にできないからおもしろい」と話す。  06年には日本で開催された世界大会のトップアーティスト15人に入った。今年5月の東栄町の大会では、プロクラスで準優勝した。年間、大会出場やイベント出演など忙しい。  「山のこと、木のこと、家のことを知ってもらうきっかけになればうれしい。小・中学校で見せる時は、古里に山があることを誇れる子供になって欲しい、という思いを込めてやっています」

作品作りをする伊東さん。
10月26日(日)には養父市ハチ高原で開かれる
「ひょうご森のまつりチェンソーアート大会」に出場の予定