丹波婦木農場の婦木 克則さん・奈保子さん

 

丹波婦木農場の
婦木 克則さん・奈保子さん


「今、農村はおもしろい!」


 農場見学や収穫体験、宿泊もできる農家体感施設○(まる)を始めて10カ月、丹波市春日町野村にある婦木農場の婦木克則さん、奈保子さんは、「農業の現場を知り体感してもらいたいと始めました。今では地元の人が集う場所にもなっています」と話す。  
 農家の長男に生まれた克則さんは、農業者大学校(東京都)で農業を学んだ。全国の仲間と出会い、それまで「農業はひたすら下を向いて耕し、いい農産物をつくることこそが使命」と思っていたが、「農業も楽しんでやっていいんだ」と思うようになった。そして30年前に就農した際、自身の心意気を示した言葉が、農場のキャッチフレーズ「今、農村はおもしろい!」。
 婦木さんは、消費者を意識した農業に取り組み、野菜の産直、もちやみそなどの加工、メーカーとの間で米や小豆の契約栽培を始めた。その価値を高めたものこそ、丹波の自然、風土、伝統など農村の良さ、夫婦で仕事ができ家族で過ごせる農業の良さと言う。  
 「○を一つの拠点として、農業、農村の可能性を広げ、『農業っていいよね』『楽しそう』『自分もやりたい』というものにしていきたい」と話す。 



 
○という名前には、自然の循環、人の環、新しい世界への窓などの思いが。
丹波市春日町野村83。
TEL0795-74-0820