丹波市立植野記念美術館館長 中山謙逸さん

丹波市立植野記念美術館館長 中山謙逸さん(64歳)

地域に文化の根を広げる
 
 今年度だけでも「新美南吉生誕100年記念『ごんぎつねの世界』展」、「さくらももこ ちびまる子ちゃん展」と話題の特別展が続いた。現在、特別展「筆の世界に遊ぶ文化人たち」展を開催中(10月28日まで)。年間数回、国内外の著名作家の特別展、企画展を開いている。
 
 「地域に文化の根を広げるのが当館の役割。神戸、大阪、京都に行かなくても、すばらしい美術品の鑑賞ができる、そんな機会を作りたい」と館長の中山謙逸さんは話す。
 
 丹波市青垣町生まれ。37年間、小学校で教壇に立った。専門は音楽。現職には、この4月に就いたばかり。
 
 「音楽も美術も同じ芸術。違和感はありません。一人でも多くの人に足を運んでもらい、感動していただければ、美術館冥利に尽きる」と言う。
 
 館長の仕事は、館の運営、展覧会の企画立案、様々な折衝事、他美術館の視察など、多岐に渡る。
 
 「忙しいですが、やりがいがあります。当館は平成26年度に開館20周年を迎えます。その記念に何をするか、考えるとワクワクします」


丹波市立植野記念美術館
丹波市氷上町西中615-4
TEL0795・82・5945/10:00~17:00(入館は16:30まで)
月曜休(祝日の場合は翌平日休)
大人500円、大高生300円、中小生200円

2012年9月22日号掲載